はじめまして、AQです。
今回自身初の最終3桁(550位, R1950)を達成することができたので、記念に構築記事を書いてみようと思いました。初めて記事を書くので読みづらい点も多々あるかと思いますが、ご容赦ください。
[構築経緯]
9シーズンではいくつか構築を変えながら戦っていたが全対戦の構築、選出パターンをメモしていたため、そのデータを参考に構築を作ろうと考えた。
その際、相手の構築に入っている確率が段違いに高いカイリュー(65%)、カミ(56%)、水ラオス(49%)、サフゴ(46%)、パオ(38%)の5体に着目した。(次いで高いのがディンルー(19%))
これらのポケモンに高い勝率を残すことを目標として構築を考えた。
①初手には水ラオス、パオが来る確率がかなり高かった(水ラオスorパオが初手に来た確率:全対戦の25%)のでそれらにテラスを切らずに勝つことができ、かつ相手にテラスを強要させる耐久振りブエナテツノブジンからスタートした。
②ブジンでは何もできないカミ、サフゴに対して後出しから勝つことができ、対面操作もできるとつげきチョッキテツノワダチを採用。初手のブジンが誘うフェアリー、鋼、毒テラスに対してかなり強く出ることができ、カミ、サフゴのでんじは無効なのも大きなポイント。
③ブジン、ワダチではカイリューに勝てないのと、ブジンが倒し損ねたラオス、パオに体力管理しながらトドメを刺せるフェアリーテラスドレキレイスポスを採用し、ブジンワダチレイスポスを基本選出とした。理論上この3体で前述の5体の誰が選出されても勝てると考えた。
④基本選出では地面の一貫が気になったのと、火力不足を感じたのでタイプ的に基本選出3体と相性補完が良い眼鏡サザンドラを採用。ラオスより素で早い点も評価ポイント。
⑤物理高火力が欲しかったので崩し役として剣舞セグレイブを採用。中盤に流行ったドヒドディンルーなどを意識して電気テラバ持ちとした。
⑥最後に氷の一貫があったのと対面操作できるポケモンが欲しかったので、パオカミの並びにも強いゴツメハッサムを採用し、構築が完成した。
[個体解説]
テツノブジン@ブーストエナジー 鋼テラス
特性:クォークチャージ
性格:むじゃき
努力値:180(244)-151(4)-111(4)-154(108)-72(0)-170(148)
技:ムンフォ、10万、けたぐり、アンコール
H-意地ラオス水テラス水流連打(86.6~103.3%)
陽気ラオス水流連打+アクジェ(82.2%~100%)
陽気パオつらら+礫(82.2~97.2%)
臆病ツツミドロポン(85~100%)
S-最速ガブ抜き
C-できるだけ高く
A-余り
B-余り
初手からテンポを取っていく構築の要。
耐久に振ることで初手に来やすいパオ、ラオスに対面勝てる。
技構成はメインのムンフォ、受けに来た鋼やノマテラカイリューに打つけたぐり、ツツミやドヒドに打つ10万、ディンルーのステロや鋼/毒テラスして剣舞してくるラオスを縛るアンコール。
ほとんどのラオスが初手水テラス水流連打打ってきたが、
・スカーフの場合:上取ってるのでムンフォ⇒水流耐え⇒ムンフォで倒せる
・パングロの場合:水テラス水流で倒されるが裏のレイスポスの嘶きのエサにできる
そもそも初手水ラオスにテラス切らせた時点で裏の処理が楽になるので大体勝ち!
対ウーラの勝率8割超えていたのはブジンのおかげ。
テツノワダチ@とつげきチョッキ 水テラス
特性:クォークチャージ
性格:いじっぱり
努力値:181(124)-163(132)-140(0)-82(0)-122(252)-126(0)
技:アイヘ、じしん、アイスピ、ボルチェン
HD-控え目カミ眼鏡シャドボ(41.9~50.2%)
控え目サフゴ眼鏡シャドボ(41.9%~49.7%)
臆病カミ ムンフォ+シャドボ+シャドボ(65.7%~79%)
A-無振りサフゴにじしん(100~118.5%)
ハバカミ、サフゴに後投げして倒しきれるのが強い。
初手のブジン相手に打ってくるハバカミのムンフォに受け出すと、
シャドボで押し切れると思うのか5割くらい水テラスしてシャドボ打ってくるが
じしん×2で倒せる。不意のマジフレも余裕で耐える。
裏にラオス、カイリュー、ランドロスいる場合は後投げされる可能性が高い。
ボルチェンで対面操作orアイススピナーで崩すと〇
電磁波無効も偉くて増えていた電磁波カイリューにも対抗できる。
レイスポス@オボンのみ フェアリーテラス
特性:くろのいななき
性格:おくびょう
努力値:190(116)-76(0)-112(252)-166(4)-110(76)-173(60)
技:シャドボ、ドレキ、おにび、めいそう
HB-できるだけ高く
陽気パオのつらら+つららをオボン込み2耐え
S-準速オオニューラ抜き
D-余り
C-余り
元々はゴツメフェアリーテラバパオを使っていたが、鉢巻型や龍舞型にゴリ押されて突破されることが多かったので変更。
調整は前期341位の方の調整を参考に、Sを落として耐久に振りました。
神速無効で上から鬼火入れられるのが強い。
カイリュー対面初手鬼火は結構な確率でバレていて特殊に引かれたり、初手アンコール打たれたりした。それでもレイスポスに変更後、対カイリュー戦績は33%⇒70%に爆上げしたので正解だった気がする。
ついでに重かったガブに対しても鬼火から入って起点にできるのが強かった。
オボンを持たせることで、パオ、ラオスに対面勝てる。
テラスはフェアリー一択。不意に来る悪ラオスにも勝てる。
ブエナ瞑想カミには勝てないので素直にワダチに引く。
サザンドラ@こだわりメガネ 鋼テラス
特性:ふゆう
性格:おくびょう
努力値:167(0)-112(0)-111(4)-177(252)-110(0)-165(252)
技:あくは、流星群、ラスカ、大地
CS-ぶっぱ
B-余り
イダイトウキラー。イダイトウ入り構築は早い段階でテラス切ってくる傾向にあったのでこちらもテラスを躊躇せず切って数的有利を取り、ラス1お互いテラス権のないイダイトウvsサザン対面を作ることで勝率100%だった。
イーユイ入りにも積極的に選出し、流星群or大地で葬った。
ヘイラッシャ入りに対してワダチを選出しなければいけない場合はセットで出すようにした。ラオスより早いのも偉い。
テラスは鋼にしたがこの構築ではフェアリーに対してはワダチが圧倒的に強いのであまりテラスを切ることはなかった。格闘弱点を消せる毒テラスの方がよかったかも。
セグレイブ@きあいのタスキ 電気テラス
特性:ねつこうかん
性格:いじっぱり
努力値:191(4)-216(252)-112(0)-85(0)-106(0)-139(252)
技:巨剣、テラバ、礫、剣舞
AS-ぶっぱ。準速サフゴ意識
H-余り
ドヒドディンルー、低速受け駒を崩す電気テラバ剣舞型
剣舞したときの破壊力が凄まじく、サンダー、ランド、ボルト等の対面で剣舞積んで3タテすることもしばしばあった。
電気テラスが偉くて、サフゴ対面でんじはゴルラ両ケアでテラス切って剣舞から崩すことも何度かあった。
持ち物は襷か珠か悩んだが、ラオス対面でテラス切らずに巨剣打てるので襷にした。
(ほとんどのラオスは水流打ってきたが)
ハッサム@ゴツゴツメット 電気テラス
特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
努力値:177(252)-166(4)-152(252)-67(0)-100(0)-85(0)
技:バレパン、テラバ、蜻蛉、インファ
HB-ぶっぱ。
A-余り
最後の補完枠。マリルリ、ハッサムが重かったので入れたが、余り選出できなかった。普通ハッサムはカミ、パオ構築に出すと思うが、この構築では基本選出のブジン・ワダチ・レイスポスで対応できてしまうので役割が被り気味だったかもしれない。
それよりも最終日急激に増えた印象のあるカバルドン(最終日だけで4,5回当たった)が重すぎたので、その対策枠に変更した方がいい。
[選出]
対スタン ブジン+ワダチ+レイスポス
イダイトウ入り サザン+@2(サザンはできるだけ最後に出す)
低速サイクル セグレイブ+@2
対受けループ セグレイブ+ブジン+@1
[重いポケモン]
・キノガッサ セグレイブ初手に出してつらら持ってます顔でなんとかする
・ランドロス 地面耐性あるのがサザンだけだが蜻蛉が怖くて後投げできるポケモンいない。初手にセグレイブ合わせるしかない。実はかなり苦手で勝てなかった。
[戦績]
この構築での戦績(67戦)
[最後に]
今回最終3桁を達成できたのは、対戦記録をこまめにつけて環境把握とターゲットの選定を上手く行えたことが要因だったように思う。環境に多いポケモンに強い構築を組むというのは基本中の基本ではあるが、Pokemon Homeの使用率からだけではこんなにも使用率が偏っていることは分からなかった。
今回の結果に慢心せず、来期も自分なりに勝つための糸口を見つけて取り組んでいきたい。
応援&アドバイスくださったフォロワーの皆さん本当にありがとうございました!
また、拙い文章にここまで付き合ってくださった皆様もありがとうございます。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
感想やアドバイス頂けると大変嬉しいです!もしも質問等あればお気軽にDM(@AQ_pokemon)ください!
では皆さん今月も頑張っていきましょう!